見せかけの回帰2

昨日は人工的に作ったデータだったが、今回は実際のデータを用いてみる。



株価が上がれば、保証料は下がる。株価が下がれば、保証料は上がる?
赤が株価指数、青がプレミアムの間違い


回帰係数が有意かつ、高い決定係数だが・・・
※2つの時系列はどちらもADF検定では、帰無仮説を棄却できない。



差分系列は無相関といえそう。

図2は見せかけの回帰か、それとも共和分の関係にあるのか?
→残差系列に対する単位根検定では、有意水準5%で帰無仮説を棄却できない。
→残差系列に対してのものなので、通常の単位根検定ではだめ。
CDSのプレミアムと社債のスプレッドの共和分関係を示す論文があった。


平均回帰しているようではあるが、なんとも言えない。